今回は原点(?)に戻って、株式について書いていきたいと思います。
株式と言われて思い浮かべるのは、株式会社でしょう。暮らしに欠かせない商品やサービスを提供している会社のほとんどは株式会社で、会社はその事業を行うための働き手、事業に必要なもの、そして資金を必要とします。株式は、その「お金」となるものです。
会社は、資金を出してくれた人に対して株式を発行します。株式の持ち主=株主には、一定の権利が付与されます。
一方、会社側も一気にたくさんの資金を集めることができる、借金とは異なり返済義務がないなどメリットが大きく、株式会社制度は広く普及しているのです。
会社がお金を集める方法として、ほかにも社債があります。株式と異なるところは、会社の経営には加われないということ。会社側には返済義務が生じるものの、経営に対してとやかく言われないメリットがあります。社債を買う側は、分け前は制限されるものの、元本とその利息は優先的に手にできるという長所があります。
株主にとっての株式の魅力は、分け前に制限が無いことでしょう。損を出した分に制限される傍ら、会社が事業で生んだ利益は、持っている権利に応じて無制限に大きくなった分け前を手にできる可能性があるのだとか。
株式がどんなものかを理解して、株式投資をスタートしてみてはいかがでしょうか。