株探とみんかぶが集計する「人気テーマランキング」で「量子コンピューター」が12位にランクインしていました。
量子コンピューターに使う新型のチップ「Willow(ウィロウ)」を開発したことを、9日、Googleが明らかにしたようです。この「Willow」は、現状最速のスーパーコンピューターでも10の25乗年が必要とされるほどの複雑な演算を5分未満で終えられるといいます。
量子コンピューターとは、量子力学の原理を適用した新世代のコンピューターのことです。量子ビットという情報の最小単位を用いており、従来のコンピューターが一度に処理できる情報量を劇的に超えられる可能性を秘めているとのことです。
現在は世界各国で量子コンピューターの開発が加速しているそう。もしこの技術が実用化されれば、ビッグデータの解析、人工知能(AI)開発、医薬品開発、交通渋滞の解消などに大きく進展の機会を与えるだろうと囁かれているそうです。
関連銘柄としては、エヌエフホールディングス、YKT、テラスカイ、フィックスターズなどが注目されているようです。