株探とみんかぶが集計する「人気テーマランキング」で「ディフェンシブ」が4位にランクインしていました。
日経平均株価が連日の急落を見せています。
株価が急落した背景としては、アメリカの景気後退への懸念と、円高への不安があるようです。8月1日に発表された米7月ISM製造業景況指数は予想を下回る動き、2日発表の米7月雇用統計では、失業率が6月の4.1%→4.3%に上昇したといいます。
また、日銀が追加利上げを行った一方で、FRB(米連邦準備制度理事会)は9月にも利下げに踏み切るとの見方が強い状況です。日米の金利差が縮小するという観測から急激な円高が進んでいるとのこと。
こうした状況下で、市場では「ディフェンシブ株」に対する注目度が高まっているといいます。業績の安定感から、買いの安心感が高いという見方のようです。電力・ガス、鉄道、通信、に加えて、食品、医薬品株などへの関心が高まっているとのことです。
関連銘柄としては、中部電力、関西電力、東京ガス、JR東日本、JR西日本、KDDI、日本電信電話(NTT)、味の素、日清食品ホールディングス、武田薬品工業、第一三共などが注目されているようです。