株探とみんかぶが集計する「人気テーマランキング」で、「地方銀行」が11位にランクインしていました。
5月29日午前の国内債券市場では、長期金利の指標となる新発10年モノ国債の利回りが1.065%までアップ。2011年12月以来、約12年半ぶりの高水準を記録しました。歴史的な円安などを受け、日銀が早期の金融政策の正常化に動くだろうとの見方が強くなっていることが背景にあるようです。
こうした状況下で、金利上昇による利鞘の拡大など、運用環境の好転が期待されている銀行株には買い注文が入りやすくなっています。三菱UFJフィナンシャル・グループなどのメガバンクをはじめ、地銀株の注目度も更に高まっています。
関連銘柄としては、地銀株はおおむね堅調な値動きとなっている様子。九州フィナンシャルグループ、いよぎんホールディングス、めぶきフィナンシャルグループ、千葉銀行、コンコルディア・フィナンシャルグループ、しずおかフィナンシャルグループ、東京きらぼしフィナンシャルグループ、群馬銀行などが注目されているようです。