株探とみんかぶが調査している「人気テーマランキング」で、「円高メリット」が2位にランクインしていました。
10月3日の外国為替市場で円の相場が荒れました。1年ぶりに1ドル=150円の円安水準になったすぐ後、わずか数分で一気に円高になり瞬間的に147円台まで急上昇するシーンがありました。足もとでは落ち着きを取り戻し、149円台で安定しています。
150円になった後の急な値動きについて、市場では政府・日銀が円買い為替介入に動いたのではないかとの推考も出ているそう。日米金融政策の違いによる金利差拡大をバックグラウンドに円安の流れに大きな変化はないと予想されています。一方、2022年10月の32年ぶりの安値更新が視野に入る中、為替介入への警戒感は一層高まっているとのこと。株式市場では「円安メリット」が話題になるとともに、この先為替介入で大幅に円高になるシーンに備え「円高メリット」に注目する動きもあるそうです。
銘柄としては、ニトリホールディングス、ワークマン、王子ホールディングス、日本製紙、東京電力ホールディングス、関西電力、東京ガス、日本航空、ニチレイ、マルハニチロなどが注目されているようです。