株探とみんかぶが集計する「人気テーマランキング」で「インバウンド」が5位にランクインしていました。
日本政府観光局は17日に、3月の訪日外客数を推定308万1,600人と発表しました。これまでで最多の2019年7月を上回り、4年8カ月ぶりに過去最高を更新したそうです。単月としては初の300万人を突破したといい、これによりコロナ禍からの脱却がより明確になりました。
2022年にコロナウイルス水際対策が緩和されて以来、訪日客数が右肩上がりで伸び続けています。その最中でインバウンド関連株の業績も好調となっているようです。
そうした関連銘柄の主力である百貨店では、高島屋、松屋などが2024年2月期に営業最高益を達成しているそうです。また、J.フロントリテイリングは2024年2月期に営業利益を2.3倍増と、業績の急回復を遂げました。まもなく決算発表のシーズンが本格化する中で、今後登場予定であるインバウンド関連株の決算報告にも大きな期待が寄せられています。
関連銘柄としては、オリエンタルランド、JR東日本、南海電気鉄道、ANAホールディングス、日本航空、京阪ホールディングス、三越伊勢丹ホールディングス、資生堂、マツキヨココカラ＆カンパニーなどが注目されているようです。
