株探とみんかぶが調査している「人気テーマランキング」で、「パワー半導体」が9位にランクインしました。
半導体関連の株を買い戻す動きが表面化しています。半導体市況自体は軟化傾向にありますが、株式市場では関連株が先駆して売られているそう。アメリカではFRBの金融引き締めスタイルがこれからも緩むことで、長期金利の上昇に歯止めがかかるとの見方が浮上しています。これがハイテクセクターへの資金が流れ戻るのを促進しているそう。足元で、半導体関連銘柄もこの流れに乗っているのだとか。
そんな中、ニーズが引き続きタイトで将来的な市場成長余地も大きいと考えられているパワー半導体関連が、改めてマーケットで注目されているそう。半導体にも様々な種類があり、パワー半導体はモーターの駆動や交流と直流の交換など、文字通り力仕事を担います。
脱炭素をバックグラウンドに、世界的に進む電気自動車への移り変わりがこのパワー半導体ニーズを引き起こしているとのこと。株式市場でも、関連株は機会があるたび人気化の経緯を辿っています。
企業としては、三菱電機、東芝、富士電機といった大手重電メーカーのほか、ルネサスエレクトロニクスや、ローム、タムラ製作所、タカトリ、Mipox、三社電機製作所、日新電機などが注目されているようです。
