株探とみんかぶが集計している「人気テーマランキング」で、「都市鉱山」が3位にランクインしました。
環境省は脱炭素社会の実現に向け、2030年までに循環社会に関するビジネスのマーケット規模を今の50兆円から80兆円にする方針を示しました。使用済み製品からの金属の回収、廃プラスチックの削減、バイオマス資源の活用など、幅広いフィールドの取り組みとして促進していくそう。循環経済に向けた施策の方向性について、環境省は工程表を取りまとめる予定とのことです。
メディアを通して前述の内容が伝わったことにより、株式市場では関連する銘柄を探り回る動きが活気を帯びているようです。中でも金属回収に関係する銘柄群が注目を集めており、「人気テーマランキング」で「都市鉱山」が急浮上しました。
企業としては、DOWAホールディングスや三菱マテリアル、住友金属鉱山などの非鉄株、アサヒホールディングス、TREホールディングス、松田産業、フルヤ金属のほか、関連小型のアサカ理研、リネットジャパングループなどが注目されているようです。