株探とみんかぶが調査している「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が8位にランクインしました。
サイバー攻撃の恐ろしさは、国の安全を揺るがす問題として各国政府が対策に真剣に取り組まざるを得ない状況にあります。ロシアのウクライナ侵攻が多大な影響をもたらしており、ロシアがウクライナに対して物理的な攻撃とあわせてサイバー攻撃を行うハイブリッド戦をしかけたことがバックグラウンドにあるといいます。
2015年から2020年までの間に、サイバー攻撃の件数は8.5倍にも増えたとされています。このような中で、政府は情報システムにサイバーセキュリティ対策を行った防衛関連会社への税制優遇の検討が8月半ばごろに伝わりました。防衛技術の流出を防ぐ目的で国内企業への事業継承を促進する基金の設立も行われる方向とのこと。国内ではサイバー犯罪のスピーディーな対応を狙いとする改正警察法が4月から施行され、サイバー警察局・サイバー特別捜査隊が設立。これからは官民が手を組んでサイバー攻撃への対策や、サイバー犯罪の取り締まりなどを強化するそうです。
企業としては、FFRIセキュリティ、網屋、イー・ガーディアン、セグエグループ、ラック、テリロジー、サイバーセキュリティクラウドなどが注目されているようです。
