株探とみんかぶが調査している「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が23位にランクインしました。
サイバー攻撃による脅威が世界的に高まっている昨今。日本でもコンピューターウイルスや不正アクセスの件数は激増しており、情報処理推進機構（IPA）のデータでは、昨年のウイルス届出数は20年前と比べてほぼ倍増しました。2022年もなおいっそう増えることは必然と言えるでしょう。
政府は情報システムにサイバーセキュリティ対策をした防衛関連企業への税制優遇を考えているなど、その対応に乗り出しているそう。これからも、官民を挙げてサイバーセキュリティに対する取り組みを強化していく動きが予測されます。
会社がサイバーセキュリティのリスクを有価証券報告書で公開する動きが勢いを増しており、メイン企業の開示比率が3年前と比較して35％も高まったそう。全体の93 %に達したようです。株式市場でもこのテーマに対する認識が高まっていて、関連銘柄も再度注目を集めるでしょう。
企業としては、FFRIセキュリティ、イー・ガーディアン、セグエグループ、セキュアヴェイル、網屋、ソリトンシステムズ、トレンドマイクロ、No.1、テリロジーホールディングス、サイバーセキュリティクラウドなどが注目されているようです。
