株探とみんかぶが調査している「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が19位にランクインしました。
日本政府観光局は、11月の訪日外国人旅行者数(推計値)は93万4,500人と、前月の49万8,600人から1.9倍に増加したと21日に公表しました。コロナ前の2019年の同じ月と比較すると4割近くまで回復しており、100万人が視野に入ってきました。
10月から政府が個人旅行の受け入れや、査証免除措置の再開などを行っています。さらに、航空会社の増便などが貢献しているそう。国・エリア別では、韓国からの訪日客が31万5,400人(2019年同月比53.8%増)と全体の1/3を占めており、シンガポールやアメリカなども順調に回復しているそう。
日本銀行の政策修正を契機とした円高がさらに進めば、インバウンド関連企業の重荷となる可能性はあるものの、今後もインバウンド需要から目が離せないでしょう。
企業としては、ビックカメラ、三越伊勢丹ホールディングス、マツキヨココカラ&カンパニー、資生堂、HANATOUR JAPAN、エイチ・アイ・エスなどに注目が集まっているようです。