前回2022年の振り返りをしましたが、今回は2023年の相場はどうなるかについて調べてみました。
ウクライナ情勢など地政学リスクを意識しながらも、市場の話題の中心は変わらずFRBをはじめとする各国中央銀行の金融政策になりそうです。
日本では4月に日銀総裁の交代が予定されています。昨年12月の政策修正に続き、日銀が金融緩和策の更なる修正に動くかが注目ポイントでしょう。また、インバウンドなど経済再開関連をメインとした会社の業績回復が相場の下支え役となることに期待したいですね。
政治面では、防衛費増額など政策の実現に向けた増税に関する議論を細かく見ておく必要がありそうです。
5月には広島で主要7カ国首脳会議（G7サミット）が行われます。世界の視線が日本に集まることになるでしょう。
話題になりそうな投資テーマについても調べました。
まずは株式市場で揺るがぬ人気を誇る「半導体」、水際対策の緩和をバックグラウンドに「インバウンド」、世界的な地政学リスクの高まりから「防衛」に注目したいところ。さらに投資家の注目度が高い「メタバース」や「デジタルトランスフォーメーション」、不安定な相場環境下で購入されやすい「ディフェンシブ」も押さえておくといいかもしれません。
