投資スターター

投資を始めようと思っているサラリーマンのゆるりとしたブログ。 SBI、楽天、三井などの企業の動きや経済系の時事ネタなんかをつぶやきます

ロボット

株探とみんかぶが集計する「人気テーマランキング」で、「ロボット」が17位にランクインしていました。

科学技術を用いた国の発展という点で近年の日本はやや衰えた印象がありますが、装置関連分野では今もなお世界屈指の実力を有しているようです。たとえば、半導体供給では韓国や台湾に大差をつけられていますが、半導体製造装置の分野においては世界トップシェアの企業が多数存在します。また、ロボティクス分野でもハイレベルな商品競争力を持つ企業が多いです。

生産ラインの省人化・合理化に関連する産業ロボットの業界では、日本企業は世界市場全体のおよそ半分もの商品シェアを誇ります。企業を個別に見ていくと、ファナックが世界でも頭一つ分抜けた存在として君臨。また、安川電機も売上高規模では上位3社に入るなど、存在感をアピールしています。

製造現場以外でも、人とのコミュニケーションや人へのサービスを担当するサービスロボットが加速度的に普及しています。ロボットの付加価値が高くなっている背景にはAI(人工知能)技術の発展が寄与しており、近い将来、ロボット工学と融合するかたちで二足歩行ロボットが本格的に普及する可能性が高いでしょう。株式市場でも関連銘柄への注目度が過熱しています。

関連銘柄としては、大手では前述したファナック安川電機のほか、川崎重工業三菱電機ヤマハ発動機オムロンナブテスコハーモニック・ドライブ・システムズなどが注目されているようです。このほか、中小企業では、CIJ、CYBERDYNE 、JRCJUKI、協立電機、川田テクノロジーズなどが注目されているようです。