株探とみんかぶが調査している「人気テーマランキング」で、「パワー半導体」が17位にランクインしていました。
信越化学工業と沖電気工業は9月5日、窒化ガリウム(GaN)を使用したパワー半導体の普及に向けた新たな技術を公表しました。専用の基板で育てた窒化ガリウムの結晶をはがし、ほかの基板へ接合する技術の開発に成功したといいます。これから、GaNパワー半導体を作る会社を対象に信越化学が専用基板、沖電気が同技術を提供するとのことです。
このニュースがメディアで報じられて、注目度がアップしました。同日の株式市場の話題となり、両銘柄には物色の矛先が。パワー半導体はこれから普及が予測される電気自動車(EV)などの分野での活用が広がる可能性が高いとのことです。市場では有望な投資テーマとして高い人気を集めているそう。
関連銘柄としては、三菱電機、富士電機、ローム、タムラ製作所、ルネサスエレクトロニクス、タカトリ、三社電機製作所、AIメカテック、テクノアルファなどが注目されているようです。