株探とみんかぶが調査している「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が1位になっていました。
訪日客ニーズの復活に欠かせない中国の日本向け団体ツアーが解禁されたことがきっかけで、インバウンド関連株への注目が高まっています。足もと中国景気の減速懸念が浮上しており、訪日中国人の消費動向に及ぼす影響が注視されるものの、日本にくる中国人観光客が中長期的に増加傾向を辿るとの期待は根強いそう。
7月の訪日外客数は232万600人と、コロナ前水準の80％まで回復しました。大和総研の試算によると、中国の団体ツアーにより2023年のインバウンド消費が2000億円ほど増え、約4兆1000億円に達する見通しだそうです。
関連銘柄としては、三越伊勢丹ホールディングス、高島屋、資生堂、マツキヨココカラ＆カンパニー、共立メンテナンス、藤田観光、ビジョン、ラオックスホールディングス、インバウンドテックなどに注目が集まっているようです。
