株探とみんかぶが調査している「人気テーマランキング」で、「自動車部材・部品」が4位にランクインしていました。
トヨタ自動車は、メディア向けの説明会にて車体生産の新たな技術「ギガキャスト」の試作機を発表したそう。2026年に投入予定である航続距離をアップさせた次世代電気自動車(EV)にこの技術が採用されるといいます。説明会では、ギガキャストだけでなく、全固体電池や生産プロセス短縮に向けた技術も公開されたようです。
ギガキャストは、自動車の車体部品をアルミニウム合金で一体成型する鋳造技術だそうです。従来の複数パーツを組み合わせて製造していた車体部品を、大型の鋳造設備を用いて初めから一つの大きな部品として作るため、工程数削減・生産性がアップするそう。アルミ製のため、EVの燃費向上に不可欠な車体の軽量化にも繋がるとのことです。
関連銘柄としては、アイシン、リョービ、アーレスティ、芝浦機械、UBEなどが注目されているようです。