株探とみんかぶが調査している「人気テーマランキング」で、「電気自動車関連」が16位にランクインしていました。
世界的なEV移行が進む中、国内でもトヨタなど大手自動車メーカーがEV戦略に奮い立っています。同社は2023年4月に新社長体制のもと、3年後までにEVを新しく10モデル投入し、年間150万台のグローバル販売を目指すという中期計画を発表。ホンダは2030年までに年間200万台を超えるEV生産を目指していますが、ソニーグループと協同したEV戦略の伏線が市場の関心を集めたそうです。また、軽EVのサクラで人気を博した日産自動車も、2030年までに19車種のEVを含む27車種の電動車投入を画策しているとのこと。
現在、中国ではEVに関して政府の普及支援のもとニーズが急拡大しているようです。世界で独走する米テスラに、中国EV大手のBYDが今後肉薄する可能性も指摘されています。国内自動車大手は、このEVの激戦が繰り広げられている中国で少々後手に回っている感も否めず、これからの巻き返しに期待したいところです。
関連銘柄としては、ニデック三井ハイテック、ダブル・スコープ、田中化学研究所、ニッポン高度紙工業、日本電解、指月電機製作所、カワタ、モリテック スチール、東光高岳などに注目が集まっているようです。