株探とみんかぶが調査している「人気テーマランキング」で、「ゲーム関連」が20位にランクインしていました。
クリスマスや年末商戦の影響からゲーム会社の収益拡大が期待され、ゲーム関連銘柄に注目が集まる時期です。新型コロナウイルスの感染拡大を契機にオンラインゲームへの関心が高まりましたが、この傾向は現在も持続中です。
ゲームユーザーは自身の好きなゲームに関しては投資を惜しまないため、インフレ下でゲーム価格・利用料の多少の増加があっても消費を続ける傾向にあるようです。そうした景気減速やインフレの悪影響を受けにくい点も魅力のひとつとして、さまざまな業界から注目を浴びています。
任天堂の2024年3月期上期決算(4~9月)では「ニンテンドースイッチ」の販売台数が前年の同期と比べて2.4%増の684万台と引き続き好調な売上です。これは5月発売の「ゼルダの伝説ティアーズ・オブ・ザ・キングダム」や7月発売の「ピクミン4」などの新作タイトルが好評だったことが、ゲーム機本体の売上に貢献したと考えられます。
年末にかけては、10月発売の「スーパーマリオブラザーズワンダー」をはじめ、11月発売の「桃太郎電鉄ワールド~地球は希望でまわってる!~」「スーパーマリオRPG」などのタイトルが登場。12月21日に発売予定の「SPY×FAMILY OPERATION DIARY」の販売本数にも期待が寄せられています。