投資スターター

投資を始めようと思っているサラリーマンのゆるりとしたブログ。 SBI、楽天、三井などの企業の動きや経済系の時事ネタなんかをつぶやきます

集団免疫と外国諸国の株式市場

世界中に暗い影を落とす新型コロナウイルスですが、今はデルタ変異株を中心に感染が再拡大しています。
世界でワクチンが広がりはじめてから半年以上経っていますが、近いうちに「集団免疫」を獲得する国が出てくるのではないか…と言われています。

ウルグアイ、スペインなどの国は人口当たりのワクチン接種率が8割を超えているほか、7割を超える国も多くなってきているそう。
接種率8割を超えるウルグアイとチリは、日々新規感染者が減っており、スペインも感染リバウンドのピークが過ぎてきたんだとか。このことから、8割程度が集団免疫獲得の目安ではないかと言われているそう。

先進国の株式市場推移に関して、イタリアとフランスが45%前後の上昇で先進国の中ではトップパフォーマンスとなっているといいます。次いで、スペインが40%上昇と続いています。イタリアとフランスも、接種率は7割を超えているのだとか。
一方、日本の株式市場の出遅れははっきり見てとれ、ワクチン接種率も5割程度と欧米諸国と比べて遅れをとっています。
現時点で、集団免疫獲得に近いと考えられる国の株式市場が好調な中、出遅れた国の市場の調子が上がらないという状況になっていますね。
(また、新興国株市場では、先進国のようにコロナの状況とは連動していないと考えられているようです。)
集団免疫獲得の状況を見ながら、出遅れ市場に注目してみるのも良いのではないでしょうか。